泉房穂氏 正月特番頼りのテレビに苦言 昨年元日の能登半島地震は「報道も若干、不十分かと」
前兵庫県明石市長の泉房穂氏(61)が3日、ニッポン放送「泉房穂の情熱ラジオ」(金曜後6・00)に生出演し、テレビ各局の年始の報道姿勢に苦言を呈した。 番組では、公明の斉藤鉄夫代表が2日、都内で街頭演説し、年収103万円の壁の引き上げをめぐる2025年度予算案の修正の可能性に言及したニュースなどを伝えた。 すると泉氏は、「新年もいろんなニュースがありますね」と話し、「個別のニュースに入る前に」と前置き。「テレビやラジオ、最近はお正月は収録ものばかりで、ニュース(番組)も少なくて」と指摘した。 昨年は元日に能登半島地震があり、予定の番組を中断して被害状況を伝えた局もあった。泉氏は「去年なんかも年明け早々に能登の震災があったにもかかわらず、報道も若干、不十分かと思いました」と苦言。「年明けでも大きなニュースはありますから、しっかりテレビやラジオも報道した方がいいと思います」と提言した。 この番組は生放送で、「このラジオは生放送なので、一つ一つ自分なりの思いを伝えたいと思います」と決意を口にしていた。