初舞台のCLで圧巻の存在感を見せた17歳 新星クバルシに集まる称賛 「今後何年もトップレベルで活躍する可能性のあるセンターバック」
チームの勝利に貢献
CLラウンド16・2ndレグでナポリと対戦し3-1の勝利を飾ったバルセロナ。二戦合計スコアを4-2とし、4シーズンぶりとなるベスト8進出を決めた。 この試合、ハフィーニャやラミン・ヤマル、フェルミン・ロペスなどバルセロナは素晴らしいパフォーマンスを見せた選手が多かったが、パウ・クバルシは圧巻のプレイを見せた。この試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出された同選手はロナルド・アラウホとCBでコンビを組み、ヴィクター・オシムヘンを押さえ込んだ。 ビルドアップ面でも存在感を見せたクバルシは12分にはフェルミンへのロングスルーパスも通しており、CL初出場とは思えないパフォーマンスを見せた。 17歳ながらも落ち着きのあるプレイを見せたクバルシに対して指揮官のシャビ・エルナンデスはスペイン『SPORT』で「彼がボールを持っているとき、私の心拍数は上がらない」とコメント。さらに続けて、「彼はとても知的だ。とても謙虚で、地に足がついている。彼には信じられないような未来がある。今後何年もトップレベルで活躍する可能性のあるセンターバックだ」と称賛の言葉を送った。 さらにこの試合の3ゴール目をアシストしたキャプテンのセルジ・ロベルトは、「彼は一生ここにいられる選手だとわかる選手の一人だ。 バルサがクラブ以上の存在であるのは、このようなことがあるからだ。彼はとても謙虚な男で、今日は素晴らしかった」と、17歳の新星に賛辞を送った。 クバルシは今シーズン、リーグ戦でも9試合に出場しており、徐々にポジションを確立しつつある。16歳のヤマルと共に17歳のクバルシもバルセロナの未来を担う存在となる。
構成/ザ・ワールド編集部