中国放送

■上空上層に平年より15℃も低い強い寒気　中国地方は大雪・強風おそれ　 20日は春分の日で祝日のためお出かけなどを予定されている方もいるかもしれませんが、荒れた天気となるおそれがあります。海や山へのレジャーには強風や大雪への注意が必要です。 【詳しく見る】1時間ごとの降雪シミュレーション　雪の降り方強まるタイミングは 山陰を中心に海上では雪を伴った強風が吹いて海はしけるほか、中国山地ではまとまった雪となるおそれがあります。 気象庁は中国地方を対象に「風雪と大雪及び降ひょうに関する情報」を発表しています。 中国地方の上空約5500メートルには氷点下36度以下の、平年より15度程度低い寒気が流れ込み、20日は西高東低の気圧配置で気圧の傾きが大きくなるでしょう。 このため、中国地方では20日は風が強まる見込みです。特に海上では20日明け方から夕方にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹き、山陰の海上ではしける見込みです。予想以上に気圧の傾きが大きくなった場合には、暴風雪となる可能性があります。強風や雪による見通しの悪化に十分注意し、高波にも注意が必要です。 中国地方では、20日昼前から21日にかけて山地では大雪となるおそれがあります。積雪や路面凍結による交通障害、電線や樹木への着雪、雪による倒木、なだれに注意が必要です。ビニールハウスは倒壊のおそれがあるため注意してください。 ■雪や風・波の予想は 24時間降雪量（多い所） 20日6時～21日6時 　山陽山地 20から40センチ 　山陽平地 1から5センチ 　山陰山地 30から50センチ 　山陰平地 1から5センチ 最大風速（最大瞬間風速） 20日 　山陽陸上 15メートル（30メートル） 　山陽海上 20メートル（30メートル） 　山陰陸上 18メートル（30メートル） 　山陰海上 23メートル（35メートル） 波の高さ 20日 　山陽 2メートル 　山陰 4メートル ■1時間ごとの詳しい降雪シミュレーション予想（20日） ■1時間ごとの降雪シミュレーション（21日）