愛媛、今季限りで38歳DF森脇良太の現役引退を発表「世界一の幸せ者」
愛媛FCは2日、元日本代表DF森脇良太が2024シーズンをもって現役を引退することを発表した。 森脇は1986年4月6日生まれの現在38歳。サンフレッチェ広島のユースから2005年に同クラブのトップチームに昇格した。2006から2007年には愛媛への期限付き移籍も経験し、2013年に浦和レッズに移籍。2020年に京都サンガF.C.へ移籍すると、2022年から愛媛でプレーしている。今シーズンはここまで2024明治安田J2リーグで2試合出場、天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会で2試合出場1得点を記録している。 キャリア通算ではJ1で302試合出場19得点、J2で125試合出場9得点、J3で34試合出場、カップ戦で38試合出場、天皇杯で27試合出場4得点、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)で34試合出場2得点を記録。また、2011年6月には日本代表デビューも果たし、通算3試合に出場した。 今季限りでの現役引退を決断した森脇は愛媛のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。 「愛媛FCを、森脇良太を応援していただいている皆様へ。いつも日頃から熱いサポートをしていただきありがとうございます。大切な皆様へ今シーズンをもって現役を引退する事をご報告させていただきます」 「プロサッカー選手として過ごした20年、8歳からサッカーを始めてプロになるまでの10年、素晴らしい指導者の皆様、ピッチで共に戦った仲間、チームを支えてくださるクラブ関係者、ファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様、友人知人、サッカーを通じてJリーグを通じて本当に多くの出会いをいただき、素晴らしい時間を過ごさせてもらい感謝の想いでいっぱいです。自分を1番近くで支えてくれた家族にも感謝の想いでいっぱいです。全ての皆様へ心から感謝の想いを伝えさせてください。ありがとうございました」 「サンフレッチェ広島でプロ選手としてスタートさせてもらい浦和レッズ、京都サンガF.C.、愛媛FCというJリーグを代表する、これからJリーグを更に引っ張っていくクラブでプレーさせてもらった自分は『世界一の幸せ者』です。自分でも信じられないくらいの経験をさせてもらいました。まだまだ、感謝の想いやその他語りたい事は沢山あるのですが、まだシーズン中でもありますのでシーズンが終わってからお話をさせていただければと思います」 「残りシーズン約3カ月、これまでもそうであったように愛媛FCのために今出来る、今自分の持っている全てを爆発的に出したい! ここまでの感謝の想いをピッチの上で表現したい! ピッチの芝生がエグれるくらいの魂をぶつけたい! 最後まで闘う森脇良太の勇姿を情熱を是非ニンジニアスタジアムに観に来てください。最後まで森脇良太に皆様のエネルギーをニンジニアスタジアムから送ってください! 最後の最後まで皆様の熱い声援を森脇、図々しく欲しております。愛媛FCが今年の目標を掴み取れるように、僕自身これまでの感謝の想いをピッチでぶつけられるように残り3カ月全力で過ごしたいと思います! 最後まで熱いサポート、声援をよろしくお願いします。愛媛でニンジニアスタジアムで皆様お待ちしております」 なお、2024シーズン終了後に愛媛県内にて引退会見を実施する予定となっており、詳細は決定次第改めて発表されることも明らかになっている。
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