藤原大祐、初主演ドラマで共演の“弟”たちへの愛語る「10年後にまた会いたい」
俳優の藤原大祐(たいゆ)が15日、NHKの連続ドラマ「柚木さんちの四兄弟。」(27日スタート、月~木曜・後10時45分)の取材会をオンラインで行った。 事故で両親を亡くし、男ばかりの4人兄弟で暮らしている柚木家の日常を描く作品。高校教師の長男・隼(はやと)を演じる藤原は同作が連ドラ初主演。「これだけ長い時間一つの役に取り組めるっていうことがすごくぜいたく」と主演の喜びを明かしつつ「本当に4兄弟が生活しているさまをのぞき見できるような作品だと思いました。この全32話の間は一緒に生活してもらえたら」と呼びかけた。 次男の大野遥斗、三男の山口暖人、四男の永瀬矢紘ら、小・中学生の3人の弟たちとは本当の家族のように絆が深まっているという。「クランクイン前のお芝居のリハーサルよりさらに前に『遊ぶ日』を設けていただいた。実際に集まって遊ぶだけで、トランプや指遊びみたいな、兄弟だからこそする遊びをする期間があったので、その期間から徐々に兄弟になっていった」と振り返った。 実生活では一人っ子の藤原は「親の愛もストレートに受けてきたし、自由に育ったので僕自身は一人っ子でよかったと思うんですが、この作品を通して兄弟の良さを知れた」と感慨深げ。「僕、友達や周囲を応援したくなっちゃう性格なんですけど、その最上級が弟だなって思う。弟たちが20歳になったときが、楽しみでしかたなくて。この仕事を続けて活躍してくれたらうれしいし、僕も共演できるように頑張りたい。仮にこの仕事じゃなかったとしても幸せに暮らしてほしいという思いが強すぎて。10年後にまた会いたい」と兄弟愛をのぞかせていた。
報知新聞社