蔵書や漆器など約1万点 瀬戸内寂聴さんの遺品 二戸市に寄贈【岩手】
IAT岩手朝日テレビ
3年前、99歳で亡くなった作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが残した蔵書などの遺品が岩手県二戸市に贈られました。 二戸市役所で行われた寄贈式では寂聴さんを偲ぶ会の山本均会長から藤原淳市長に寄贈品の目録が手渡されました。 寂聴さんは1987年から2005年にかけて二戸市天台寺の住職を務め、例大祭の青空法話には県内外から多くの人が詰めかけました。 寂聴さんとおよそ40年の親交があり、これまで仙台市で遺品を管理していた山本さんが、地域の発展のために二戸市に寄贈することを決めました。 寄贈された遺品は蔵書や漆器などおよそ1万点にのぼり、市は今後、活用方法を検討するということです。