中日・井上一樹新監督が就任会見「集客力のあるチームに甘えることなく勝つチームに成り上がることが責務」
中日・井上一樹新監督が10日、名古屋市内の中日ビルで就任会見に臨んだ。 ネービーのスーツに青のネクタイを身に付けた井上新監督は冒頭のあいさつで「このたび、監督をお受けいたしました、井上一樹です。私も名古屋で育ててられ、ドラゴンズで育ててもらった身分。恩返ししたい思いでここまでやってきた。先日まで指揮をとられていた立浪監督が3年間、種をまき、やっと芽が出始めた中での引き継ぎ。責任は重大。16年ぶりに本拠地の観客動員数が230万人を突破した。集客力のあるチームに甘えることなく、チーム一丸となって、勝つチームに成り上がることが責務」と話した。 大島オーナーは「ドラゴンズは11年のリーグ優勝以来、低迷が続いている。あと一本、あと一踏ん張りができない試合が多く、接戦を勝ちきれない。ファンの方にももどかしい思いをさせている。立浪監督の3年間で将来が楽しみな選手も多く出てきた。井上監督は2011年ファーム日本一、今年も2年連続で最下位だったチームを2位に引き上げた実績がある。若手とのコミュニケーション、モチベーターとして、そして他チームでの指導実績もある。大いに期待している」とコメントした。
中日スポーツ