長嶋一茂 中国人インフルエンサーの議場無断侵入、動画投稿に「被害届を出せばいい…日本をナメられては」
元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(58)が6日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。中国人インフルエンサーが、各地の庁舎や議会の中に無断で立ち入って撮影した映像をSNSに投稿していた問題についてコメントした。 番組では、この中国人インフルエンサーが投稿した鳥取県北栄町の町議会などの動画を放送。この中国人インフルエンサーは取材に「立ち入り禁止と書いてなかったから」「今考えてみれば適切な行為ではなかったと思う。自治体を困らせてしまったことに非常に申し訳ないです」と語っていた。 中国人インフルエンサーを巡っては、山形県米沢市で下校中の小学生を無断で撮影して投稿。無断で撮影し、後を付けていることがネット上で指摘され、拡散されることで「犯罪に発展する可能性もある」として、抗議の声が上がっている。 一茂は「インフルエンサーだから何でもやっていいかというととんでもない話。こんなもん何の公益性があるのか、俺は昨日この動画見たけど面白くもなんとない。こんなもんで面白いって言ってる人はちょっとおかしい」と語気を強めて語った。 そして、「これも一部のごく少数のインバウンドで日本側に迷惑を被らせる1人だと思うんですが、議場とか議会とか役所ってある意味、聖域だと思う。議員の人たちが、その自治体のことについてみんなで意見を出し合って決定していくという、住んでいる住民にとっては凄く大事な場所。そんな所に普通は入らないだろうと、われわれ日本人は常識的に思うんだけれども、そうではないモラルが低下しているごく一部のインバウンドの方たちっているわけですよ」と指摘。 「この人たちに対してどういう対策、対応していくかということを、今回は自治体ですけれども考えて行かないといけない」とし、「こういう人たちにどう対応していくか、ケースバイケースというのを、法整備ではなく、規約みたいなものをもっと議論して、今回はまさしく被害届を出せばいいと思う。それくらい強固なところを見せていかないと。日本をナメられては困る」と自身の考えを話した。