覆面パトカーが追跡の軽自動車が事故 基準値未満のアルコール検出 「追跡は適切だった」 広島
覆面パトカーが追跡していた軽自動車が電柱にぶつかる事故がありました。 警察によりますと6日午前1時ごろ、佐伯区五日市中央のコイン通りの駐車場から1台の軽自動車が出てきたのを交通機動隊の覆面パトカーが見つけました。 飲酒運転の可能性も考え、赤色灯を点けて停車するように呼び掛けましたが応じなかったので、佐伯区八幡1丁目から追跡を開始したということです。 軽自動車がスピードを上げたので危険と判断して約1.7kmで追跡をやめました。その直後に軽自動車は電柱に衝突したということです。 運転していた会社役員の男性(49)にけがはありませんでしたが、基準値未満のアルコールが検出されたということです。 男性は「逃げるつもりはなかった」と説明しているということですが、「酒は正直飲んでいます」と話しています。 警察は「追跡は適正だったと考えているが事故原因を究明して適切に対処する」としています。