呉市仁方地区などでサル目撃計4件 登校中の中学生が驚いて転倒
6日午前8時ごろ、広島県呉市仁方本町の歩道で、サルを見かけた中学生が驚いて転倒し、けがをした。同市内では4日からサルの目撃が相次ぎ、市が注意を呼びかけている。 市や市教委によると、中学生は1人で登校中だった。首に痛みがあるという。目撃情報は他に、4日午後3時ごろに広徳丸町▽5日正午ごろに仁方錦町▽同午後4時ごろに川尻町―であった。同じサルかどうかは分からないが、広徳丸町では「体長60センチくらいに見えた」との情報もあった。 目撃現場の近くの小中学校は、被害に遭わないよう児童生徒に指導。保護者にもメールを送って注意喚起した。市は、広署員や住民たちとパトロールを強化するという。仁方地区の小中学校は9日、教職員たちが子どもの登下校を見守る。
中国新聞社