ラグビー・BL東京(東芝)、東京SG(サントリー)に28―20で勝利 14季ぶりVへ“リーチ”!
◆ラグビー ▽リーグワン・プレーオフ準決勝 BL東京28―20東京SG(19日、秩父宮ラグビー場) 準決勝の第2試合は“府中ダービー”として行われ、BL東京(旧東芝)は東京SG(旧サントリー)に28―20で勝利し、26日の決勝へ進んだ。決勝では準決勝第1試合で勝利した埼玉と対戦する。09―10年季以来、14シーズンぶりの日本一に挑む。 序盤は東京SGが流れをつくった。前半8分にSO高本幹也のドロップゴールで先制すると、同22分には敵陣約5メートルの右ラインアウトを起点に、モールで攻め込み、最後はフッカー・堀越康介がインゴールに飛び込んだ。反撃のBL東京は、0―10の同36分に敵陣22メートル内のラインアウトから最後はロック、ジェイコブ・ピアスがトライ。SOリッチー・モウンガがゴールも成功。東京SGの10―7で前半を折り返した。 後半の突破口を開いたのはBL東京。後半2分に自陣から23年W杯日本代表のWTBジョネ・ナイカブラが突破し、フランカー、佐々木剛にパスし、逆転トライ。モウンガがゴールを決めて14―10とした。東京SGは敵陣で相手の反則から、同13分に高本が約23メートルのPGに成功。1点差に詰め寄った。だが、BL東京は攻撃の手を緩めない。同15分にはフランカー、シャノン・フリゼルのトライ、同24分にはナイカブラが右サイドを駆け上がるトライで突き放した。 終盤に東京SGは後半34分にロック、ハリー・ホッキングスのトライで粘りを見せたが、BL東京に8点及ばなかった。
報知新聞社