6月定例和歌山県議会が開会・4億円あまりの補正予算案提出
和歌山県は、物価高騰対策や電子処方箋の活用事業など、一般会計の総額でおよそ4億5500万円を増額する6月補正予算案を、6月11日に開会した6月定例県議会に提案しました。 主な財源は、国の物価高騰対策の地方創生臨時交付金が4億1100万円と大半を占めているほか、県の一般財源からは3400万円を支出しています。 主な事業は、物価高騰対策では、飼料の高騰で大きな影響を受けている畜産農家に飼料の購入費用の一部を支援する事業に2億2326万円、同じく、養殖業者への飼料の購入費用の一部を支援する事業に1億2040万円をそれぞれ計上しています。 電子処方箋の活用・普及促進事業では、電子処方箋を導入する県内の病院や診療所、薬局での経費の一部を補助する事業にあわせて1億120万円を計上しています。 6月定例県議会は11日から28日までの18日間の会期で開かれます。