西日本豪雨から6年 復興に向け新たな歩み…夏の一大イベント 真備・船穂総おどり【岡山】
岡山放送
西日本豪雨から6年。倉敷市真備町に7月3日にオープンした「まびふれあい公園」で夏の一大イベント真備・船穂総おどりが7月13日、行われました。被災地が復興に向け新たな歩みを進めています。 午後2時に始まったふれあいまつりには倉敷市真備地区特産の竹で作った楽器の演奏会などステージイベントが行われたほか、会場には50の屋台が出店し、お祭りムードを盛り上げました。 倉敷市が「防災」そして「にぎわい創出」などの拠点として整備した「まびふれあい公園」7月3日のオープン後、初めての大型イベントで公園の魅力を多くの地元住民に知ってもらう絶好の機会でした。 (訪れた人) 「ここは初めて芝生がきれいで 子供もハイハイが楽しそうで気持ちいい。遊具もあるから 子供が大きくなったらまた来てみたい。」 人の生活に欠かせない農作物は豊かな自然があってこそ。この日の被災地には穏やかな田園風景が広がっていました。しかし、時として人に刃を向ける自然。災害時の避難場所としても利用できる園内の建物には復旧までの歩みを記したパネルが展示されています。 (訪れた人は) 「総おどりの練習会へも行ったが 多くの市民が足を運び、みんなで声を出して踊りの練習しているのを見たら地域の人のかかわり方というのが、こういう復興があったからこその 団結力を感じた。」 2024年の総踊りには地域の各地区から25組1100人を超える踊り手が参加しました。趣向を凝らした衣装で公園に設置されたコースをおどり歩きます。 (真備地区まちづくり推進協議会連絡会 野田俊明会長) 「ハード面も完了したので今度はソフト面の方。皆さんが真備町に戻ってもらって 総おどりを通じて、楽しい思い出作りをしてもらえればと思う。」 治水対策で現場を指揮した国交省の濱田靖彦さんは川の付け替え工事を終え、現在は広島で勤務していますが2024年も総おどりに参加しました。 (国交省の濱田靖彦さん) 「真備には3年いたので知り合いの人も多く、きょうは会えてよかった。 岡山河川事務所のメンバーもともと 小田川にいたメンバーが集まってくれて、 踊りの出来はどうあれ 楽しんでみんな踊れたと思う。」 (参加者) 「 どんどん人が参加して 活性化していけたらと思う。んどん人が参加して 活性化していけたらと思う。 広々としていてとても気持ちいい 孫を連れてきたら思いっきり遊べそう。」 西日本豪雨から6年、復興の新たな歩みを進める真備地区。2024年の総おどりでは2023年よりも多くの笑顔があふれていました。
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