【MLB】ヤンキースのハル・スタインブレナー・オーナーが近日中にソト陣営と面会へ 地元紙が報じる
日本時間11月9日、「ニューヨーク・ポスト」が報じたところによると、メッツのスティーブ・コーエン・オーナーに続いて、ヤンキースのハル・スタインブレナー・オーナーも近日中にフアン・ソトの陣営と面会する予定となっているようだ。スタインブレナー氏は近日中にカリフォルニアへ移動し、ソト本人と代理人のスコット・ボラス氏と話し合いを行う見込み。すでにコーエン氏がソト陣営と面会する予定であることが報じられているが、ヤンキースも後れを取るつもりはないようだ。 2024年ポストシーズンの日程・結果一覧 球界を代表する強打者としての実績を積み上げ、26歳という若さでFAとなったソトは、今オフのFA市場における最大の目玉として大きな注目を集めており、米メディアはこぞって総額6億ドル以上の大型契約を結ぶことを予想している。今季は157試合に出場し、打率.288、41本塁打、109打点、129四球、出塁率.419、OPS.988を記録。2年ぶり3度目のポストシーズンでも打率.327、4本塁打、9打点、OPS1.102と実力を発揮し、さらに評価を高めた。 大谷翔平(ドジャース)の10年7億ドルに迫るような超大型契約が必要になることが確実であるため、実際にソトの獲得が可能な球団はそれほど多くないとみられており、「ヤンキースとメッツによる一騎打ちになる」と予想する声も多い。大富豪のコーエン氏がオーナーを務めるメッツは、ヤンキースがソトとの再契約を目指すうえでの最大のライバルであり、今回のソト陣営との面会も先にメッツ、そのあとにヤンキースの順番で行われるようだ。 なお、代理人のボラス氏はソトのFAのプロセスについて「徹底的なプロセスを経たうえで決断を下す」との方針を示しており、獲得に興味を持つ球団の話にはすべて耳を傾けることになりそうだ。金額を重視するのか、プレー環境を重視するのか、それとも優勝を狙える球団であることを重視するのか、ソト自身の優先順位は明らかになっていないが、少なくとも現時点ではすべての球団に対して門戸が開かれていると言えそうだ。