来たぞ!ジャンボ辰 〝リアルさ〟にこだわり
竹やわら 全長28メートル 静岡・島田市大代地区
竹やわらなどで作った横幅10メートル、高さ5メートル、胴の長さ28メートルの巨大な来年の干支(えと)、「辰(たつ)」が島田市大代地区に現れた。同地区の町おこしグループ「王子田会」が制作。顔部分の迫力やうろこ部分のリアルさにこだわり、大胆で優美に見えるよう仕上げた。来年2月末まで展示する。 同会は、地元の農家や職人ら14人で活動。毎年「ジャンボ干支」を製作している。今回の辰は過去28作品中で最も大きいという。メンバーの米農家が用意した軽トラック5台分のわらを使い、10人で重機や工具などを持ち寄って10日間ほどで完成させた。 期間中は午後4時半から午後9時まで毎日ライトアップしている。会場には無料駐車場を用意。ジャンボ干支のカレンダーを1部500円で販売。土日、年末年始は地場産品や茶などを販売をする。
日本農業新聞