スマホ画面に「痴漢、助けて」 被害に遭っている、でも声を出せない時のSOS 「ヘルプカード」大学生考案
長野県警の活動に協力する学生ボランティア、被害者目線で考案
長野県警の広報や啓発活動に協力する「信州ライポ隊(県警大学生ボランティア)」の6人が、痴漢対策に役立ててもらおうと「ヘルプカード」を作った。 被害に遭っている人が近くの人に伝えるために「痴漢されています」といったメッセージが記され、県警ホームページから取得してスマホの画面に表示させる。被害者に近い目線で痴漢対策を考えてほしいと学生に依頼した。 学生からは缶バッジなどの啓発グッズを作る案も出たが、県立大(長野市)3年で地方財政を学ぶ女子学生(20)は「実現できればいいけど、予算には限りがある」。