パリ・パラリンピック日本代表、結団式で熱い決意表明 "自分史上最強"への挑戦
8月28日に開幕するパリ・パラリンピックに向けて、日本代表選手団の結団式が16日、東京都内のホテルで盛大に行われました。
式典には秋篠宮殿下ご夫妻も出席され、秋篠宮殿下は「皆様には、日頃からの成果を存分に発揮されることを期待しております。そして、皆様一人一人がスポーツを通じて、パリに集う人々との交流を深めることにより、国際親善に努められることを願っております」と述べられました。
開会式で旗手を務める陸上の石山大輝選手と競泳の西田杏選手に団旗が授与されました。石山選手は「初めてのパラリンピック、しっかり楽しんで終えられるように頑張りたい」と初出場への意欲を語りました。一方、西田選手は「旗手として精一杯、日本選手団を盛り上げていきたい」と力強く決意を表明しました。
日本代表選手団団長の田口亜希さんは、選手たちに向けて「パラアスリートの無限の可能性、パラリンピックの価値である“勇気、強い意志、インスピレーション、公平”を体現してくれることを大いに期待しています」と激励の言葉を贈りました。 8月28日から9月8日まで開催されるパリ・パラリンピック。日本選手団は過去最多の選手が出場する見込みで、選手たちは金メダル獲得に向けて全力で挑みます。 取材・文:越智貴雄