【超RIZIN】亀田大毅、安保がパッキャオに勝つのは0.数%「俺ならこう教える」その秘策とは?
7月28日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『超RIZIN.3』で、ボクシング6階級制覇のマニー・パッキャオ(フィリピン) と安保瑠輝也(MFL team CLUB es)が[RIZINスタンディングバウト特別ルール: 3分3R(69.0kg契約)]で対戦する。この試合についてボクシングの元世界2階級制覇王者・亀田大毅が、1日、自身のYouTubeチャンネルで「ボクシングの練習をしない方がいい」と安保に進言した。その理由とは? 【動画】パッキャオの最近の高速サンドバッグ打ち!亀田が安保に授けたい秘策も? 亀田は「鈴木千裕選手が怪我で出られなくなり、安保選手が出場することになりました。これは、ボクシングでもよくあることなんですが、安保選手はラッキーボーイですね。安保選手おめでとうございます。もう、勝ちました!パッキャオと同じリングに上がるだけで勝ちなんです」と世界的に注目されることで、すでに安保が勝者だと断言した。 そして試合については「鈴木選手と戦うよりかは安保選手と戦う方が、パッキャオはやりやすいと思います。なぜならば鈴木選手はパンチの打ち方が独特で、ボクサーにはない動きをするからです。チャンスがあるかといったら、99.9パーセントのパッキャオに対して鈴木選手は0.1パーセントくらいでした。でも安保選手だと、0パーセントに近くなる」と亀田は指摘する。 その理由として「安保選手の方が、ボクシングがちょっとできるからです。打ち方が、鈴木選手よりも安保選手の方がうまい。でもうまい分、パッキャオは対策がしやすくなります。パッキャオは、安保選手のパンチの出所は長くても30秒でインプットして、好きに戦うことでしょう。1Rで倒そうと思ったら倒すし、2Rにしようと思えばできる」と見ている。 亀田は判定決着にならず「パッキャオは倒すと思う。安保選手のボクシングができているため」とKOを予想する。 では、どうすればいいのか。亀田は「俺が安保選手だったらボクシングの練習はしない。安保選手のトレーナーだったら、ボクシングの練習はさせない。なぜなら、日本のボクサーで、ボクシングの練習をしてパッキャオに勝てる選手はいないから」という。 さらに亀田は「スパーリングはボクサーとさせますけど、違うアドバイスをします。角度の違うパンチを教えたりとか、ちょっと違うことをしないと爪痕すら残せない」と進言した。たしかにパッキャオを倒すことを目標に、これまで彼と戦ってきたボクサーはあらゆる作戦や手段で挑んできたが敗れているのが現実だ。 動画を見たユーザーは「パッキャオの追撃は異次元」や「パッキャオの全試合見てる人はわかると思うけど、かなりの差はあると思います。手を抜いてくれたらワンチャン当たるかもーぐらいです」など、圧倒的に安保不利の予想が寄せられている。 それでも、安保が勝率0.1パーセントまで上げるには、亀田が指摘するようなボクシングにはない動きが必須。奇跡を起こすためには、イレギュラーが条件になるようだ。それでもRIZINの榊原信行CEOは対戦カード発表会見で「世界をあっと驚かせてほしい」と期待をかけていた。安保も「東京ドームに稲妻を落とし穴を開ける」と強く意気込む。安保がミラクルを起こせるかどうかは、“ボクシングをするな”が鍵になりそうだ。