福島県会津が舞台の映画、10月公開 監督ら会津若松市出身 構想約10年、悲願の封切り
福島県会津若松市出身の監督、脚本家、俳優による会津を舞台にした映画「日めくりの味」が10月4日、福島市のイオンシネマ福島や山形県米沢市のイオンシネマ米沢で公開される。製作した、あいづ映画実行委員会が10日、発表した。構想段階から約10年を経て、悲願の封切りを迎える。 映画は会津地方にある小さなラーメン店「穂来軒(すいらいけん)」が舞台の母と子の物語で、心温まる人間模様を描く。 会津若松市出身の松崎巌夫さんが監督、鹿目由紀さんが脚本を手掛けた。同郷の虎牙光揮(こが・みつき)さん、風詩(ふうた)さんが出演するほか、石田えりさんや佐野岳さん、白羽ゆりさん(福島市出身)、大林素子さんらも登場する。 昨年12月、メインロケ地の会津若松市をはじめ、喜多方市や会津坂下町で撮影した。松崎監督は「スクリーンから『会津への愛』『人を想う愛』を感じてほしい」とコメントした。