高級腕時計グランドセイコーに「北アルプス」モチーフのモデル登場 「鮮やかな赤」は朝日に照らされた穂高連峰 限定1300本、79万円
セイコーウオッチ(東京)は、高級腕時計ブランド「グランドセイコー(GS)」で、北アルプス穂高連峰をイメージした限定モデルを発売した。高い精度を実現するグランドセイコー専用の駆動機構「スプリングドライブムーブメント『キャリバー9R』」の誕生20周年を記念した。 【写真】早起きして良かった…朝日で赤く染まった実際の北アルプス
スプリングドライブは、ぜんまいのほどける力を動力源としながら、水晶振動子とIC(集積回路)でより正確に制御できるのが特徴。機構の開発や製造、時計の組み立ては、セイコーエプソン(長野県諏訪市)の塩尻事業所(同県塩尻市)にある「信州時の匠(たくみ)工房」が担っている。
限定モデルの鮮やかな赤色の文字盤は、夜が明けて昇る朝日に照らされた穂高連峰が輝く姿を表現した。世界限定1300本で、希望小売価格は79万2千円。