24日に迫ったプロ野球ドラフト会議。楽天イーグルスはどの選手を1位指名するのでしょうか。また、宮城ゆかりの選手の指名はあるのか。注目選手を紹介していきます。 【写真を見る】24日ドラフト会議注目　富士大学・麦谷祐介選手（大崎中央高校出身）「50メートル5秒8の俊足・遠投110メートルの強肩」 選手たちの運命、そして球団の行く末を左右するドラフト会議。クライマックスシリーズ進出争いを演じるも、3年連続の4位に終わった楽天イーグルス。来シーズン巻き返しのために必要な補強ポイントは? tbc野球解説　大塚孝二さん: 「即戦力。一番は右の先発」 そう語るのは、tbc野球解説の大塚孝二さん。 今シーズンのチーム防御率は12球団でワーストの3.73。11勝を挙げたエースの早川、同じく11勝の藤井、さらに来年飛躍が期待される古謝など先発左腕は充実している一方、右の先発でローテーションを守り切ったのは39歳の岸のみ。先発右腕の補強が急務となっています。 その中で今回、右投げの即戦力で1位候補なのが、愛知工業大学の中村優斗投手。最速159キロのストレートに、変化の大きいスライダーやフォークも自在に操ります。 また、最速157キロを誇る本格派、法政大学の篠木健太郎投手も楽天の補強ポイントにはまります。 一方、野手で競合必至と言われているのが、明治大学の宗山塁内野手。巧みなバットコントロールと堅守ですでに広島が1位指名を公言していますが、楽天も名乗りを上げるか注目です。 そして、宮城ゆかりの選手。上位指名が予想されているのが大崎中央高校出身で富士大学の麦谷祐介外野手です。 麦谷選手の武器は50メートル5秒8の俊足。大学リーグでは5度の最多盗塁賞を獲得しています。さらに遠投110メートルの強肩も魅力です。 富士大学（大崎中央高校出身）麦谷祐介選手: 「小学校が終わったらランドセルを放り投げてグラウンドに足を運んでいたので。自分は（楽天が）日本一になったときもスタンドで見ていましたし、そういうときに夢や感動を与えてもらったので、次は僕がプロ野球選手になって夢や感動を応援してくれるファンの皆さんに与えたい」

楽天は三木肇新体制で臨む今年のドラフト会議。1位指名は果たして。