佐賀県鳥栖市がメール誤送信で入札中止…指名業者わかる状態で全参加業者に一斉送信
佐賀県鳥栖市は25日、市民文化会館のエレベーター設置などに関する設計業務の入札手続きで、入札に参加する指名業者のアドレスがわかる状態のまま、全参加業者にメールを一斉送信するミスがあったと発表した。市は27日に入札を予定していたが、事前に参加業者がわかれば透明性を確保できないとして、入札を中止した。
市文化芸術振興課によると、24日夕、入札に関する業者からの質問への回答書を送る際、メールアドレスの設定を誤り、11業者分のアドレスがわかるようにしていた。契約関係の部署からの指摘で判明した。中止した入札の今後の対応は検討中という。