ホワイトソックス戦でダグアウトを歩くタイガースの前田健太（AP）

＜タイガース5－9ホワイトソックス＞◇29日（日本時間30日）◇コメリカパーク 　タイガース前田健太投手（36）が今季最終戦の本拠地ホワイトソックス戦に先発し、4回2／3を投げ5安打5失点、1四球1死球5三振で7敗目を喫した。 【写真】独特のイラストを披露するマエケン画伯 　7月9日のガーディアンズ戦を最後にリリーフに回っていた前田が久々に先発登板したが、今季121敗のホワイトソックスを相手に精彩を欠いた。初回は3者凡退に仕留めたが、2回は3連打と犠飛で計2失点。3回は2死一、二塁から5番ソーサに甘く入ったスプリットを捉えられ、3ランを被弾した。4回は3者凡退。0－5のまま迎えた5回は先頭に死球を与え、2死を奪ったところで降板した。 　タイガース打線は前田が降板後の5回裏に2番カーペンターが18号満塁弾を放って4点を返したが、7回に失策も絡んで4点を失い、逃げ切りを許した。 　前田は今季29試合（先発17）に登板し3勝7敗、防御率6・09でシーズン終了。防御率はメジャー移籍後9年目でワーストとなった。 　チームは今季86勝76敗となり、ア・リーグ中地区3位。ワイルドカード3位で10年ぶりにポストシーズンに進出するが、前田がメンバー入りできるかは微妙となっている。