「痛恨の極み」石破総理が陳謝 衆院選大敗…反省会で辞任要求も 今後の政権運営は?
■予算委員長ポストが野党に
両院懇談会に先立って行われた与野党の国対委員長会談では、17ある衆議院の常任委員長ポストのうち、およそ半分にあたる8のポストを野党に明け渡すことが決まりました。 自民党 坂本哲志国対委員長 「予算委員長はしっかり野党さんの方でやってくださいと」 特に重要視される国会論戦の主戦場・予算委員会の委員長ポストも自民党から立憲民主党に渡りました。 少数与党として臨むことになる来週からの特別国会。難しい舵取りが予想されるなか、意見が相次いだのは…。
■大敗の責任論と今後の党運営
出席した閣僚経験者 「予算委員長だって取られた。全部言いなりでとられて、もう何も先が見えないよ」 小林元経済安全保障担当大臣 「自民党として譲れない一線だとか、ここは守らなければいけないとか、自民党としての政策ごとにあるはずですので。認識・基準を執行部の中で共有をしたうえで、他党との交渉に毅然として当たっていただきたい」 石破総理に退陣を迫る意見もありました。 自民党 青山繁晴参院議員 「しかるべき時期に総理は辞表を出されるべき。辞意を表明されるべき」 西田議員 「まずは、国民生活を守るための予算編成とかしなければならないけど。来年の参議院選挙に向けて、党体制の刷新と責任の所在、選挙の総括をしっかりやるのが大多数の意見だ」 黙って腕を組みうなづきながら聞いていたという石破総理は、無言で去っていきました。 執行部に対する「責任論」が噴き出すなか、会合を終えた森山幹事長はこう述べました。 森山幹事長 「それぞれ貴重なご意見でした。整理をして、今後の党運営に生かしていきたい」 衆院選の分析と検証については…。 森山幹事長 「できるだけいろんな専門家の意見も聞いて、どこに問題があったのか。我々の政策の訴え方がどうだったのか。今後の選挙のこともありますから、それを生かせる検証をしていく」 (「グッド!モーニング」2024年11月8日放送分より)
テレビ朝日