【財前宣之のJ2順位予想】積極補強の山形が脅威になるか。昨季よりもチームを仕上げてきそうな仙台&千葉に期待が膨らむ
群を抜く攻撃力の清水がぶっちぎりそう
2024シーズンのJリーグ開幕が間近に迫る。今季も熱いバトルでファン・サポーターを楽しませてくれるはず。本稿では、現役時代、仙台や山形などで活躍し、引退後は2016年に開設したサッカースクールでコーチも務める財前宣之氏に、J2リーグの順位を予想してもらった。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開! ――◆――◆―― 主力の多くが残る清水の攻撃力は群を抜く。昨季は序盤に躓いた影響が最後まで響いたが、秋葉忠宏監督が開幕から指揮を執る今季はリーグをぶっちぎりそう。渡邉晋監督の志向するスタイルに合う選手を集め、アタッカー陣も充実した山形も脅威になるか。 昨季16位の仙台は、若手育成に長ける森山佳郎監督がテコ入れしてチームの色がガラッと変わりそうで、期待が膨らむ。千葉は昇格プレーオフで敗れたものの、終盤の勢いはすごかった。今季はさらにチームを仕上げてきそうだ。 今季の見どころは、横浜FCしかJ1から降格していない点だろう。3チームが降格する来季よりもリーグ全体のレベルが拮抗しており、昇格のチャンスと見ているところも多いはずだ。 ●財前氏のJ2順位予想 1位 清水 2位 山形 ―▲J1自動昇格圏内― 3位 千葉 4位 横浜FC 5位 仙台 6位 岡山 ―▲プレーオフ出場圏内― 7位 甲府 8位 長崎 9位 大分 10位 熊本 11位 群馬 12位 藤枝 13位 秋田 14位 徳島 15位 水戸 16位 いわき 17位 愛媛 ―▼J3自動降格圏内― 18位 鹿児島 19位 山口 20位 栃木 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 ※サッカーダイジェスト 2023年2月23日号から転載。一部加筆修正あり。