「死んでしまえ!」元婚約者と2300万円訴訟のすみれ、日常的暴力の衝撃動画と家政婦が見た浮気疑惑
金銭トラブルの経緯
B氏から提供されたメッセージアプリ上でのふたりのやりとりには、 《I' m going to cut my throat(自分の喉を切るつもり)》 というすみれからのメッセージに対し、A氏がなだめる様子が確認できる。 「このスクリーンショットもAさんから受け取りました。すみれさんは精神的に不安定な面があり、'19年の夏ごろに1か月ほど入院したこともあるそうです。Aさんはそんなすみれさんを支えようと必死だったんです」 A氏がすみれの資金を預かった経緯も明かしてくれた。 「すみれさんはお母さんに多額の援助をしたり、怪しい海外の投資話に乗ったりと、金銭感覚に不安があった。資産運用に詳しいAさんは'19年の秋ごろに、いずれ夫婦として財産を共有することを見据えて、彼女のお金の管理を申し出たんです」 '20年12月、A氏はすみれにプロポーズしたが、徐々に関係は悪化。わずか4か月後の'21年3月に同棲を解消し、4月には婚約自体が消滅したのだが─。 「婚約解消から約半年後の'21年11月、すみれさんは現在の旦那さんとの結婚と妊娠を同時に発表。3年近く交際していた人と別れ、短期間で縁談が進んでいたこと自体が不可解でした。しかし後日、ふたりが同棲した部屋に出入りしていたハウスキーパーさんが言うには、“すみれさんはAさん以外の男性を連れ込んでいた”と……」 真相を確かめるべく、A氏の話を聞くため自宅を訪れると、戸惑いつつもB氏の話の内容を概ね認め、すみれとのなれ初めからポツリポツリと語り始めた。 「彼女とは'18年に都内のクラブで知り合いました。スタイルが良くて、英語と日本語のバイリンガルなところに惹かれたんです」
A氏はすみれとの結婚を了承してもらうため、週末は父・純一と食事するなど家族ぐるみの付き合いをしていたという。 「交際当初から暴行を受けたり、私を不安にさせるようなメッセージを送ってくるなどつらいことはありましたが、“自分なら彼女を支えられる、変えることができる”と信じて交際を続けていました。そして'20年12月、純一さんと東尾理子さんの結婚11周年を祝う会食に呼ばれた際に、プロポーズしました」