侍ジャパン強化試合選手発表(全文1)4番は現時点では決めていない
大谷投手の165キロについて
テレビ朝日:テレビ朝日のシミズと申します、よろしくお願いいたします。大谷投手の起用法については今、お話ありましたけれども、あらためてクライマックスシリーズで最後、DHからでてきて165キロというシーンがありました。あのゲーム、あのシーン、監督の目にはどういうふうに映ったかを教えていただきたいんですが。 小久保:まさかここで出てくるとはという思いでテレビは見てましたけれども。栗山監督と大谷の間で流れた空気感で最後、登板が決まったと思うんですけど、あらためてすごいボールを投げたなと。1イニングだけで行ったときには、あれだけのボールが投げれるんだなというのを感じました。 テレビ朝日:3月の起用法ということになるんですが、例えばですけれどもあのようにDHでいって、抑えで起用するなんていうイメージというのは監督の中では今、どうでしょうか。 小久保:そこまでは当然、ありません。 テレビ朝日:この1年での大谷選手の成長した部分ですとか、あらためて今シーズンの活躍、今、監督のお口からどんな評価なのかというのは、あらためてお願いしてよろしいでしょうか。 小久保:昨年のプレミアでの、一番大切なゲームのところで、韓国をあれだけの力でねじ伏せたところぐらいから、本人もここ一番、負けられない試合にあんまり強くなかったっていうコメントをよくしていますけれどもその辺が、ここ一番で頼れる投手になってきたということは感じています。 テレビ朝日:ありがとうございます。 司会:そのほかお願いします。はい、その前の。
4番は誰になるのか
スポーツニッポン:スポーツニッポンのクラウチと申します。今回の野手のメンバーを見るとベストに近いメンバーが選ばれていると思うんですけれども、これまで監督、4番という部分に関しては中田選手と筒香選手、2人交互に起用していた部分あると思うんですけど、本大会に向けて4番を形づくっていくという意味で、4番をこの人間っていう、固定していくお考えがあるのかどうか。 もう1つ、先ほどありました野手の部分で、セカンドというポジションに関しては山田選手もいますし、菊池選手もいると。ハイレベルなポジションだと思うんですけれども、ここの部分の起用、ほかのポジション含めてどういうふうな、今のところ考えがあることがあれば教えていただけますか。 小久保:4番は現時点では決めてないです。この秋の強化試合を見ながらというふうには思っています。で、セカンドはもう正直、2人素晴らしい選手なんで、ただポジションは1つしかないんで、その辺が先ほど冒頭に申し上げたように自分のポジション以外のところでも、今回のWBCに関してはやっぱり世界一を取りにいくに当たって、違うポジションで守ってもらうという可能性も出てくると思います。 スポーツニッポン:現時点ではそのポジション。イメージといいますか、本人との話し合いの中で、サードをやってもらう、ファーストっていうような具体的なところは出ていないんでしょうか。 小久保:具体的にはまだ、そこは話はしていません。試合を通してそういう起用になる、そういうところを試したいという思いはあります。 司会:はい、そのほかどうぞ。はい、じゃあ真ん中の、はい。 【連載】侍ジャパン強化試合選手発表の記者会見 全文2へつづく