東京ビッグサイトが9年ぶり1位---スポット検索ランキング2024 ナビタイム
ナビタイムジャパンは12月11日、2024年の『ナビタイムスポット検索ランキング』を発表した。ランキングは、ナビゲーションサービス『NAVITIME』を通じて、目的地として検索されたスポットから集計された。総合では「東京ビッグサイト」、車部門では「出雲大社」が1位になった。 【画像全8枚】 ◆総合ランキング 総合ランキングでは、「東京ビッグサイト」が2015年以来、9年ぶりに1位となった。2024年は商業施設やイベントホール、スタジアム/球場のスポットがランクアップしており、「各地でイベントが多数あったことを背景に、人々の往来が活発化していることがうかがえる」とナビタイムは分析する。 また7位「東京ドーム」、37位「足立美術館」、47位「よみうりランド」などが大きく順位を上げたほか、94位「万博記念公園」などが昨年圏外からランクインした。さらに22位「福井県立恐竜博物館」、83位「永平寺」が入り、昨年もランクインしていた63位「東尋坊」も含め、北陸新幹線が延伸された福井県のスポットへの関心が強い。 1位:東京ビッグサイト 2位:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 3位:東京ディズニーランド 4位:出雲大社 5位:伊勢神宮内宮 6位:東京スカイツリー 7位:東京ドーム 8位:日光東照宮 9位:横浜中華街 10位:幕張メッセ ◆交通手段別人気スポットランキング 電車、バス、車、トラック、バイク、自転車、徒歩と、様々な交通手段別の専用ナビゲーションアプリを提供するナビタイムジャパンは、交通手段別のランキングも集計している。 ●車部門 車部門では、「出雲大社」が順位を上げて1位になった。2位は「伊勢神宮内宮」、3位は「東京ディズニーランド」だった。「御殿場プレミアム・アウトレット」などのアウトレットモールが今年も上位にランクインしているほか、「福井県立恐竜博物館」や「大内宿」が圏外からランクインしている。ショッピングや観光目的で車を利用する際にNAVITIMEを使っていることがうかがえる。 ●バス部門 バス部門では、昨年から引き続き「清水寺」が1位となった。「サンエー浦添西海岸PARCO CITY」や「マリンメッセ福岡」などバスでのアクセスが良い商業施設やイベントホールが多くランクインしている。2位は「東京ビッグサイト」、3位は「伏見稲荷大社」。 ●トラック部門 トラック部門の1位は「道の駅 ごか」。例年と同様に道の駅が多くランクインしており、道の駅がトラックドライバーの憩いの場となっていることが想像できる。2位は「東京ビッグサイト」。また、「ESR尼崎ディストリビューションセンター」(3位)や「DPL浦和美園」などの物流関連施設が新たにランクインしている。 ●バイク部門 バイク部門では「道の駅 どうし」が2018年から7年連続で1位となり、ライダーからの根強い人気を集めている。2位は「道の駅 針テラス」、3位は「千里浜なぎさドライブウェイ」が続いた。「出雲大社」「三峯神社」といった神社がランクアップしているほか、例年通り、景観を楽しんで走行できるスカイラインや立ち寄りのしやすい道の駅などのスポットも多い。 集計対象:『NAVITIME』(アプリ・サイト)『NAVITIMEドライブサポーター』『カーナビタイム』『自転車NAVITIME』『ツーリングサポーター』『バスNAVITIME』『トラックカーナビ』『NAVITIME Travel』『Japan Travel by NAVITIME』のほか、ナビタイムジャパンの提供する国内向けの全サービスでの検索データ。 集計期間:2023年12月1日~2024年11月30日(土)
レスポンス 高木啓