阪神・石井大智がボクシングトレを公開 「きついっす」「酸欠になる」と倒れこむシーンも
阪神・石井大智投手(27)が10日、西宮市内にある「ファイヤーファイターズジム」で今オフから取り入れているボクシングトレを公開した。 「投げる感覚がパンチだったり、肩甲骨を出していく感じにすごく似ていた。すごく野球に役立つし、ストレス発散というか、遊び(感覚)の中でいいトレーニングができるんじゃないかと思って始めました」 約1時間、同ジムの金谷英樹代表(38)を相手にミット打ち。ワンツー、フックのあと、相手パンチを避けてアッパー…と、ボクシングの基本動作を繰り返した。この練習を終えると、チーム内でもきっての筋トレ愛好家で、体力には自信のある右腕が「きついっす」「酸欠になる」と倒れこむシーンも。 昨季は自己最多の56試合登板。プロ初勝利を挙げ、4勝1敗3ホールド1セーブ、防御率1・48の好成績を残し、左腕の桐敷とともにセットアッパーとしてブルペン陣を支えた。 今季の目標を問われた石井は「23年シーズンに優勝して、ちょっと言い過ぎかもしれないが、優勝以外は価値がないんだなと少し感じる部分があった。(藤川)新監督のもとで、チーム一丸となって優勝したい。自分はチームの中心になっていきたい」と拳をグッと握りしめながら熱く語った。