ホンダとデンソー側が遺族に謝罪 ポンプ搭載車の事故で1人死亡
リコールが相次いでいる自動車部品大手デンソー製の燃料ポンプを搭載したホンダの軽乗用車が鳥取市内でエンストし1人が死亡した追突事故で、デンソーとホンダの幹部らが兵庫県宍粟市の遺族宅を訪れて謝罪したことが21日、分かった。 事故で父親(82)を亡くした男性(55)によると、両社の幹部ら4人が20日に自宅に来て、ポンプの不具合などを説明。「このような事故が起こらないよう真摯に対応したい。申し訳ない」などと謝罪したという。 事故は7月30日に鳥取自動車道のトンネル内で発生。男性が運転する車がエンストを起こして停車して後続車に追突され、後部座席にいた父親が死亡、男性と母親がけがをした。