【ボートレース津】末永和也が今年初Vに王手
ボートレース津の「中日スポーツ創刊70周年 津ボート大賞」は26日に最終日を迎える。 準優10Rは前田篤哉が1M先マイするも、カドからまくり差した伊藤誠二がバックで前田を捕らえる。2マークを先に回った伊藤がわずかに先行したが、2周1マークで前田が逆転。差し返しを狙った伊藤は届かず、前田が何とか1着で優出を果たした。 11Rは1号艇の和田拓也が「井上一輝が遠くに見えて、張ってしまった」と1マークはオーバーターン。その隙を逃さなかった井上が差し切って1着。接戦の2着争いは中村尊が制した。中村尊は敗れた荒井輝年に「あんな足で優出しちゃダメだよ」と言われるほど出ておらず、本人も「優出できるなんて、自分でも想定外だった」と苦笑いしていた。 12Rは末永和也が一番人気にしっかりと応え、北川敏弘を道中で捌いた篠田優也が2着で優出した。末永は「いつも展示は回り過ぎですが、本番ではいい感じ」と、回り足は問題なし。優勝戦は3日続けての12R1号艇。今年初優出は意外だが、スタート勘や調整を合わせて、しっかりと優勝へ繋げるか。
マクール