賀来千香子（左）と大竹しのぶ

　００年に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「オードリー」は１８日、ＮＨＫＢＳで再放送され、美月（大橋梓）が自分の誕生日会で、招待した友達から母親が２人いることをツッコまれる絶体絶命のピンチがやってくる。 　この日の「オードリー」は美月の１１歳の誕生日会が行われ、実母の愛子（賀来千香子）も、養母の滝乃（大竹しのぶ）も大張り切り。愛子は手作りの料理をふるまい、滝乃は老舗料亭からお子様用の会席料理を取り寄せる。 　パーティーの席には最初は愛子のみがいたが、そこへ滝乃がやってきて友達にあいさつ。美月は「お母ちゃまです」と紹介したため、友達は混乱。「おばちゃん（愛子）がお母さんやろ？」「お母さんが２人いるの？」などとざわつきだす。 　うまく説明できない美月は困惑するが、すぐに滝乃が「私はおばあちゃん。隣の椿屋に住んでるけど、若いやろ？おばあちゃんはかわいそうやろ？だからお母ちゃま。わかった？」と子供達を丸め込み、子供達も「わかった！」とすぐに納得する。難局をのりきった美月はホッとした笑顔を見せる。 　ネットも、この滝乃の「おばあちゃんだけど若いからお母ちゃま」説に「友達には『私はおばあちゃんよ』と説明するということは、自分を『お母ちゃん』と呼ばせることが異常だということを自覚している」「お母ちゃまは『おばあちゃんやねん』と返した。ここは気を遣うんやな」「噓つきが当たり前の世界に…」「滝乃さん、子ども相手と思って嘘は良くないよ、出てこなきゃいいんだよ」「さすがに自らごまかしたか。なら最初からおばあちゃんの体にしとけば良かったんじゃ」などのツッコミが相次いでいた。