映画『お終活 再春！人生ラプソディ』の初日舞台あいさつ

初日舞台あいさつに参加した凰稀かなめ【写真：ENCOUNT編集部】

　元宝塚の凰稀かなめが31日、都内で行われた主演映画『お終活 再春！人生ラプソディ』の初日舞台あいさつに登壇した。認知症介助士および介護予防アドバイザーの資格を取得したと明かした。 【写真】映画のテーマは青春ならぬ“再春”…凰稀かなめが壇上で披露した宝塚時代の写真 　本作の出演をきっかけに、同2つの資格を取得したと紹介された凰稀は「私は、この資格をとった2つで仕事をしようと思ってなかった。両親のために知識を入れたいな、ということでとった。大きいことは言えないですけど、まず認知症とか介護を実際にやられている方のお話とかを聞くだけでも、すごい勉強になります。ちょっとお話を聞いていただけたら」とアドバイス。 　次いで「勉強をしたとき、一番最初に教訓みたいなものがあるんですけど、『認知症の方とか、要介護な必要な方々が、安心して町に出ていける環境であったりとかいうのを心がける資格』ということが書いてあった。それを思うだけでも全然違うと思う。親世代もそうですけど、いつか自分がそういう風になる、若年性認知症とかもある。早めに出る方もいらっしゃる。そういう人たちがもしいたら、優しく接して、話しかけてあげたらいいと思います」と語った。 　同舞台あいさつには主演の高畑淳子、水野勝、剛力彩芽、藤原紀香、長塚京三、香月秀之監督も出席した。 　同作は、映画『お終活 熟春！人生、百年時代の過ごし方』（2021年）に続く「お終活」シリーズの第2弾。前作から1年後が舞台で、青春ならぬ“再春”がテーマ。大原千賀子（高畑）が、若かりし頃にやり残したことに挑戦する姿を描いていく。剛力や、千賀子の娘で管理栄養士の大原亜矢を演じた。