「常磐もの」召し上がれ 小名浜海星高とマルトが共同開発 総菜など4品 週末限定販売 福島県いわき市
福島県いわき市の小名浜海星高水産クラブ調理チームと市内でスーパーマーケットなどを展開する「マルト」が共同開発した新商品は16日、市内のマルト10店舗で発売された。「常磐もの」などを材料にした総菜3品と巻きずしの計4品で、12月15日までの毎週土・日曜日限定で販売している。 2021(令和3)年から展開している「小名浜海星高水産クラブ調理チーム×マルト商品開発プロジェクト」の今年度第2弾。 新商品は、サバを大葉で包み、中に練り梅を入れた「梅添え さばの大葉包み」(税込み431円)、ハチミツが入ったタレでサバとダイコンを煮付けた「サバと大根のハニーボイル」(税込み539円)、「常磐もの」のカナガシラで作ったシューマイに、たっぷりの野菜を使った中華あんをかけた「フィッシュシューマイ」(税込み539円)、カツオを甘辛く味付けしてライスペーパーで巻いた「かつおの生春巻き寿司」(税込み431円)。
商品開発に取り組んだ同校の食品システム科と海洋科の1、3年生5人は16日、マルトショッピングセンター平尼子店で販売実習を行い、買い物客に試食を勧めながら新商品をPRした。佐藤加音(かのん)さん(食品システム科1年)は「『梅添え さばの大葉包み』は、酸味が利いていて脂っこくなく食べやすく、子どもから大人まで食べやすい商品に仕上げた」などとPRした。 (いわき版)