どこに行くにもほぼ一緒だった大谷翔平（前）と水原一平氏だったが……

日米で大騒動となっている――。 ドジャース・大谷翔平の元専属通訳である水原一平氏に“違法賭博疑惑”が浮上。“日本球界の宝”と言われる大谷への影響も避けられない情勢だ。 【すごい…写真あり】スポーツウェアブランドで紹介されていた真美子夫人の「美脚ぶり」 水原氏を巡っては、違法賭博に興じた末にブックメーカーに多額の借金をつくり、大谷の口座から少なくとも450万ドル（約６億8000万円）が電子送金されたことが判明している。当初、水原氏は米スポーツ専門局『ESPN』の取材に負け分を大谷が肩代わりしたと証言。しかし、そこから前言を撤回し、巨額窃盗で告発を受けた。 「大谷が借金を肩代わりしたとなると、大谷も“ほう助”扱いされることになる。MLBから重大なペナルティーを科せられる可能性もあり、米国では球団側が慌てて水原通訳の証言を一変させたと考えている人の方が多い」（現地スポーツライター） キーマンは言うまでもなく水原氏で、マスコミはその行方を追っている。ドジャースが宿舎にしていたソウルの高級ホテルや仁川国際空港には、日米メディアが大集結したが、その所在はいまだ明らかになっていない。 「米国に戻った瞬間、身柄を拘束される可能性がある。さすがにガーシー（東谷義和）被告のように“逃亡”することはありえないが、米国に戻る前に球団や大谷の代理人と綿密にストーリーをすり合わせる必要がある。しばらくは雲隠れするはずだ」（スポーツ紙記者） 一部情報では、水原氏はすでに韓国を離れ、日本や米国ではない「第三国」に出国したという。 「水原氏自身もここまで騒動が大きくなるとは思ってもみなかったようだ。今は大谷ができるだけ“無傷”でいられるような方策について考えている。水原氏は逮捕という最悪ケースも受け入れる覚悟はあるようだ」（同・スポーツ紙記者） 大谷側の代理人を務めるのは、ジョニー・デップやレオナルド・ディカプリオらを顧客に持つ『バーク・ブレトラー法律事務所』。ブレア・バーク氏は’10年にディカプリオの顔面を瓶で殴りつけ大ケガをさせたとされる女性を相手に、ディカプリオの代理人を担当。女性は有罪となった。また、アンドリュー・ブレトラー氏は‘21年、各国セレブに児童を性的斡旋したとして有罪判決を受けたジェフリー・エプスタイン氏の事件で、英国のアンドリュー王子を弁護し、女性側と和解させている。 大谷側に指南するのは主にブレトラ―氏のようで、彼の異名は「アンドリュー王子のピットブル」。前出のアンドリュー王子の弁護で一躍名を上げたからだ。 「ハリウッドでトップクラスの人気弁護士。ブレトラ―氏の時給はなんと2000ドル（約30万円）といわれている。“ピットブル”の呼称通り、敵対相手には攻撃的で、依頼人には従順でとても親切だそう。 水原通訳の件では日本の国税庁に当たるIRS（内国歳入庁）がすでに捜査を開始しており、違法賭博の“胴元男性”に関してはFBI（連邦捜査局）が動いている。MLBも独自調査に乗り出している。そうした機関からいかにして大谷翔平を守るのか。ブレトニー氏のお手並み拝見といったところです」（前出・現地スポーツライター） 米国では大谷に対する視線も厳しくなっている。メジャー開幕直後にボッ発した大騒動の結末やいかに――。