力強く「復興再生」の書 高校生、能登町役場に掲げ
能登半島地震で大きな被害が出た石川県能登町の役場に「復興再生」と大きく記した書が掲げられている。「みんなで前を向いて進む」「全国からの応援に深い感動と感謝」とのメッセージも。制作したのは町内にある県立能登高校書道部。1年府中亜澄さん(16)は「被災して、なかなか前を向く気持ちになれないと思うけれど、作品を見て『頑張ろう』と思ってもらえれば」と語る。 5人の部員が復興への気持ちを込めた作品を作ろうと検討していたところ、町から依頼があった。顧問らと話し合い、言葉やデザインを決め、1月24、25日の2日間で制作した。 縦3.5m、横5mで、役場1階の吹き抜け空間に飾られている。