SKE48運営がファンと座談会 次回開催も明言「新しい施策につなげていきたい」
アイドルグループ「SKE48」の運営会社である「株式会社ゼスト」とその親会社「株式会社KeyHolder」が1日、名古屋市内のSKE48劇場でファンとの座談会を開催。KeyHolderの大出悠史社長(42)、ゼストの高田裕充社長(50)らが出席し、約100人のファンと意見交換を行った。 冒頭、高田社長が「皆さまの様々なご意見をお聞きしつつ、それを僕らもどう形にしていくか。一緒に会話でキャッチボールをしながら新しいものやSKE48の次の一手に生かしていきたい」とあいさつ。事前に行われたアンケートでファンの間から出ていた「新規ファン開拓のための女性枠やカップル枠、学生料金の設定などを検討していただきたい」「全国枠のテレビ番組出演を切望します」などの要望について質疑応答が行われた。 約1時間半行われた座談会の中で最も盛り上がったのがSKE48の元メンバーで現在はゼスト社員である竹内彩姫広報(24)がYouTube戦略を語った場面。座談会の司会進行も務めた竹内広報が自身が企画しているYouTube動画について「今月は動画を8本撮影する予定になっています。ファンの方に向けてメンバーのパーソナルな部分が伝わる楽しいコンテンツ作りを目指していますが、オタクじゃない人にも刺さるものを作りたい。東京にもSKE48の営業担当がいる。実際にテレビ局の営業に行ったりしていますので(営業用の)素材になるものを作るのが裏テーマです」と明かすと劇場内は大きな拍手に包まれた。 イベント終了後、取材に応じた大出社長は「次にこういう手を打たなければいけないという部分でファンの方と方向感をすり合わせることができたいい機会だったと思います。個人的にも良い会だったと思っていますので定期的かつ継続的にやらせていただければと思います」と座談会の継続を明言。高田社長も「ただ好きで応援していくだけでなくどうやって新しいファンを増やしてSKE48を盛り上げていくかを熱量を持って考えてくださっている。今後もこういったところで対話しながら新しい施策につなげていきたい」と意気込みを語った。
東スポWEB