3戦未勝利のユーヴェ、アッレグリ「カルチョは数学の方程式ではない」ヴェローナ戦でのトリデンテへの変更を否定 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】2位ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、18日2:00(日本時間)に予定されているセリエA第25節ヴェローナ対ユヴェントス戦の前日会見に出席し、意気込みなどを語った。 【動画】鎌田が反撃弾の起点に!|ユヴェントス×ラツィオ
直近のリーグ戦3試合で未勝利に終わり、首位インテルとの差が暫定10ポイントと広がったユヴェントス。4年ぶりのスクデットが遠のく中、敵地ヴェローナで4戦ぶりの勝利を目指す。指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリが記者会見の席で意欲を示した。 「厳しい批判は必要ない。話せば話すほど、結果が出なくなる。チームにとって良い時期ではないうえ、ヴェローナでの試合は常に難しい。また(マルコ)バローニは、インテルやナポリとの試合のように、困難において素晴らしい仕事をしている。我々は細部に注意を払い、より良い姿勢で臨む必要があるだろう。評価は結果の影響を受けるものだが、パフォーマンス自体は直近の試合においても悪くなかった」 2連敗中のユヴェントスを巡っては、フェデリコ・キエーザ、ドゥシャン・ヴラホヴィッチ、ケナン・ユルディズをトリデンテで同時起用する案も囁かれている。だがアッレグリは、現行のシステムの継続を強調した。 「3-5-2で行きたい。3試合で良い結果が出なかったからといって、自信を失うべきではない。カルチョは数学の方程式ではない。バランスが求められるんだ。2017年に(ゴンサロ)イグアインの背後に(マリオ)マンジュキッチ、(パウロ)ディバラ、(フアン)クアドラードを起用して戦術に変化を加えたが、あの時はフレッシュな空気が必要だったからだ。いまは必要ない」 「直近の試合で違いを作り出したのは細部だった。注意力を保てずにエンポリやウディネーゼに勝てなかったことの第1責任者は、私であるのかもしれない」 かつてセリエA9連覇を果たすなど黄金期を築いたユヴェントス。だが最後にタイトルを獲得して以降、ヴェローナ戦で1000日目を迎える。 「1000日間にわたってリーグ戦やカップ戦で優勝できていないからといって、フラストレーションがたまるわけではない。私は以前、多くのタイトルを獲得できて幸運だった。確かに2年以上、優勝していないが、今年はまだコッパ・イタリアも残っている。今シーズンは別の問題でチャンピオンズリーグ(UCL)に出場できなかったが、ユーヴェは2012年以降、常にUCLに出場してきたチームだ。中には6~7年間、出場できなかったチームもある」 試合情報 ヴェローナ vs ユヴェントス 試合時間:2024年2月18日(日)日本時間2:00 会場:スタディオ・マルカントニオ・ベンテゴーディ