舞台は台湾・緑島の収容所、自由を切望した人々描く「流麻溝十五号」公開
台湾映画「流麻溝十五号(りゅうまこうじゅうごごう)」が7月26日に公開決定。第2次世界大戦後の30年以上の間、政治犯収容を目的とした教育施設と監獄が置かれていた緑島を舞台とする物語がつづられる。 【動画】台湾映画「流麻溝十五号」特報はこちら 一度入ったものは出ることができず、家族すらも立ち入りが許されていなかった緑島。「流麻溝十五号」は、身分も年齢も違う女性たちが収容されていた同施設の住所であり、高校生や活動家、モダンダンサーなどあらゆる人々が捕らわれていた。本作では3人の女性を軸に、生活や名前を奪われても真の自由を切望した人々の姿を映し出していく。 YouTubeでは特報が公開中。メインビジュアルには3人の女性の行く手を阻むように柵がデザインされた。監督を務めたのは「花様(かよう)~たゆたう想い~」のゼロ・チョウ。ユー・ペイチェン、リエン・ユーハン、シュー・リーウェン、シュー・タオ、ジャン・ユエが出演している。 太秦が配給する「流麻溝十五号」は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国で順次ロードショー。 (c)thuànn Taiwan Film Corporation