【速報】宝塚歌劇団「ご遺族との合意書の締結に向け引き続き協議」遺族代理人による経過報告受けコメント
2月27日、宝塚歌劇団の劇団員が死亡した問題で、亡くなった女性の代理人弁護士が会見で歌劇団側との交渉過程ついて会見を行いました。会見を受けて歌劇団側は「コメントは差し控えますが、ご遺族との合意書の締結に向けて協議してまいります」とコメントしました。 【画像を見る】公表された劇団員の『やけど写真』 女性の代理人弁護士は会見の中で代理人は交渉の過程の中で、今年1月下旬付の回答書で劇団側が「幹部や上級生の行為の多くがハラスメントに該当する」との見解を示したことを明らかにしました。また、交渉での合意が成立した場合に謝罪することも認めたということです。 一方で、遺族側と劇団側との間で謝罪文の内容や、合意書締結の際の公表方法などについて、合意には至っていないということです。また、具体的に遺族側が示したパワハラの15項目のうちどの部分でパワハラと認めるかについては、合意に至っていないということです。 今後、3月上旬の交渉で遺族側は合意締結に向けて求めていくということです。 会見を受けて宝塚歌劇団は「現時点でのコメントは差し控える」としたうえで「ご遺族との合意書の締結に向けて引き続き協議していく」などとコメントしました。 【宝塚歌劇団のコメント】 「このたびの宝塚歌劇団宙組の急逝を受け、ご遺族の皆様には心よりお詫び申し上げます。 かねてよりご報告しておりますとおり、今回の件に関しましては、当方代理人を通じてご遺族代理人とのお話し合いを重ねて参りました。本日、ご遺族代理人から、当該お話し合いに関する直近の状況等について経過報告が行われました。弊団としましては、当該経過報告について現時点でコメントすることは差し控えますが、ご遺族との合意書の締結に向けて引き続き協議してまいります。