仲野太賀主演舞台『峠の我が家』上演決定 共演は二階堂ふみ
10月25日(金) から11月17日(日) にかけて本多劇場にてM&Oplaysプロデュース『峠の我が家』が上演されることが決定した。 本作は、『少女ミウ』(2017年、黒島結菜主演)、『二度目の夏』(2019年、東出昌大主演)などで高い評価を得てきたM&Oplaysと岩松了が定期的に行っている人気プロデュース公演の最新作。 主演を務めるのは、ドラマ『拾われた男』や『初恋の悪魔』などで主演を務め、先日豊臣秀長役で2026年大河ドラマの主演に決定した仲野太賀。2011年の『国民傘』で初めて岩松作品に出演し、これまでに5本の作品に出演してきた仲野が2022年ぶりに岩松とタッグを組み、岩松作品6作目にして初の単独主演に挑む。 共演には、『不道徳教室』以来11年ぶりの岩松作品参加となる二階堂ふみ、4月13日(土) より開幕のM&Oplaysプロデュース『帰れない男~慰留と斡旋の攻防~』への出演も控える柄本時生、『市ヶ尾の坂』以来6年ぶりの岩松作品参加となる池津祥子、柄本とともに『帰れない男~慰留と斡旋の攻防~』に出演する新名基浩、俳優として活躍しながら、近年では舞台『名人長二』や『後家安とその妹』などで脚本・演出も手掛ける豊原功補が顔を揃えた。 併せて、作・演出の岩松了と仲野太賀、二階堂ふみのコメントが到着した。 <コメント全文> ■岩松了(作・演出) 峠にある家。それは社会から逸脱しているようにも見え、堅固に家を守ろうとしているようにも見える。その家に嫁いだ女は自身の居場所を見つけられずにいる。そしてその峠を越すために家に立ち寄ることになった男の自分を偽ろうとするその苦悩に激しい感動を覚え、恋に落ちる。 峠は文字通り、人が越えようとする自身の高みの形象なのかもしれない。 二階堂ふみには、女子高生(『不道徳教室』)から、人妻への成長を、仲野太賀には、逸脱する男の色気を期待してます。 ■仲野太賀 岩松了さんの演劇に出演するのは、僕にとってとても特別な経験です。 M&Oplaysプロデュース作品『国民傘』に出演してから13年程経ちました。当時からある岩松作品への憧れは近づくほどに輝きを増し、その背中の大きさを知れば知るほど、遠のいていくような感覚があります。 二階堂さんをはじめとする素敵なキャストの皆さんと、「やっぱり岩松さんやばいね……!!︎」なんて言いながら、稽古場でのたうち回る日々が今から楽しみでなりません。 ■二階堂ふみ 岩松さんの舞台に出させて頂くのは、11年ぶりになります。何年経っても岩松さんの書かれた言葉は身体に残っていて、時たま口に出してみたりしてました。(ソバコが鳴いてる……) 今回はどのようなお話になるのでしょうか。筆は進んでいるのでしょうか。 初舞台でご一緒した太賀くんと、岩松さんの紡ぐ言葉をお届けできるよう頑張りたいと思います。 <公演情報> M&Oplays プロデュース『峠の我が家』 東京公演:10月25日(金)~11月17日(日) 本多劇場 ※新潟、宮城、富山、愛知、広島、岡山、大阪公演あり 作・演出:岩松了 出演:仲野太賀、二階堂ふみ、柄本時生、池津祥子、新名基浩、岩松了、豊原功補