戸隠そば伝統の「一本棒丸のし」を見よ 全国大会で優勝した高校生が地元で技を披露
長野市戸隠地区で17日、今夏の「全国高校生そば打ち大会」で団体優勝した長野吉田高校戸隠分校そば部の6人による実演があった。地元産の新そばを打ち、来場者に振る舞った。 【写真】打ち立てのそば 地区のそば祭りに合わせ、市戸隠そば博物館「とんくるりん」で開いた。生徒は1本の麺棒で生地を丸く延ばす、戸隠伝統の「一本棒丸のし」の技術を披露。余った打ち粉は一カ所に集めて地元の戸隠山を表現した。 住民やそば打ち愛好家ら約30人が来場。生徒の見事な手さばきに目がくぎ付けになったが、部長の吉岡瑛(あきら)さん(18)は「そば打ちに集中していて気にならなかった」。