孫の顔を見るために沖縄を訪れたネパール人夫婦が車にひかれて死亡 82歳の女に執行猶予付きの有罪判決
2024年1月、浦添市の国道でネパール人の夫婦が車にはねられ死亡した事故で、過失運転致死の罪に問われている女に対し、那覇地方裁判所は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。 この裁判は2024年1月、浦添市宮城の国道58号線で歩道を歩いていた当時62歳と56歳の夫婦を車ではね死亡させたとして、浦添市城間の無職の82歳の女が過失運転致死の罪に問われているものです。 きょうの判決で那覇地裁の加藤貴裁判官は、「沖縄で働く息子や生まれたばかりの孫に会うために来日していた被害者夫妻を突然失った遺族の悲しみは計り知れない」とした一方、被告に交通違反歴がないことや、遺族への一定の賠償が見込まれることを踏まえ禁固3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。 被告側は控訴しない方針です。
沖縄テレビ