アメリカでは相次ぐレイプ事件が… 「ライドシェア」全面解禁を進める河野大臣に「あまりに乱暴」の声
相次ぐレイプ事件
実際、アメリカではライドシェアを世界中で展開する「Uber(ウーバー)」のドライバーによる事件が相次いでいる。例えば、2016年11月にはカリフォルニアで10代の少女がUberのドライバーにレイプされる事件が起こっている。 「また、全米のUberのライドシェアでは17年からの4年で9805件の性犯罪が起こっています。そのうちレイプが800件以上でUberが訴えられるケースも。こういう実態がある中で、夜、女性が一人で乗車できるでしょうか」(同) 政治アナリストの伊藤惇夫氏が言う。 「河野さんはまず目的があって、そこに一直線に飛びつこうとする。問題点を洗い出したり手順を踏むのを端折ってしまうことが多いように思います」 安全性無視でライドシェアを進める前に、まずは自分にブレーキをかけることを覚えたほうがよさそうだ。 「週刊新潮」2024年6月13日号 掲載
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