【漫画】2人目の子供が産まれて感じた1人目への“恩義”…寝顔を見て溢れ出したパパの感情に共感の嵐「今まさにそれ!」「今悩んでること」
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、家族の楽しいお話を漫画で描く月光もりあさんの『特別な一人目』をピックアップ。 【漫画】長女にはずっと助けられている…パパから溢れた愛娘への想いに「毎日読もうと誓った」の声 2024年2月27日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、7,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、月光もりあさんにインタビューを行い、創作のきっかけや作中のエピソードについて語ってもらった。 ■2人目が誕生して感じた1人目への“恩義” 作者である月光もりあさんは、妻、娘・えみりちゃんと賑やかに暮らしていた。そして、新しい家族のやまとくんが誕生した。 赤ちゃんが産まれて、月光さんの家族はさらに賑やかになったが、みんなが寝静まった中、長女であるえみりちゃんの寝顔を見た月光さんに、ふと色々な感情が溢れ出した。 「えみり ごめんね… 全然遊んであげられなくて…」 やまとくんが産まれるまでは、両親の時間はすべてえみりちゃんに注がれていた。それなのに今は、やまとくんにかける時間がどうしても増えてしまう。パパを呼ぶえみりちゃんに「ちょっと待って」という回数も増えていた。 えみりちゃんから直接的な不満を言われたことはなくても、月光さんはえみりちゃんに多くの我慢をさせていると感じていた。約3年間、親を独り占めできていたのに、急にその環境を失ってしまったのだ。 そんなえみりちゃんのことを、月光さんは“特別な子”と伝えている。1人目として産まれてきてくれたこと、育児を教えてくれたこと、優しいお姉ちゃんでいてくれること…。1人目の子供として、多くのことを教えてくれたえみりちゃんに、月光さんは「恩義がある」と感じ、寝ている娘の手を愛おしそうに握るのだった。 本作を読んだ読者からは、「めちゃくちゃに共感します」「泣いてしまいました」などのコメントが寄せられ、自分の育児の記憶と重ねる人が続出した。 ■作者・月光もりあさん「やっぱり1人目は特別なんだなぁと実感」 ――『特別な一人目』を描こうと思ったきっかけや理由などをお教えください。 漫画に描いてる通り、えみりの寝顔を見て、ふと溢れ出してきた感情をそのまま描きました。 ――作中、えみりちゃんから「不満を言われた事はない」と書かれていますが、“我慢させちゃってるな”と感じるような表情や雰囲気を感じることはあったのでしょうか。 兄弟で奪い合いになったら話が通じるえみりを説得して譲ってもらったりなど、どうしても下の子優先という日々が続きますね。喧嘩してもやり返さず我慢してるなど。 ――作品には、えみりちゃんを後回しにしてしまうもどかしさが描かれていますが、2人の子供を育児するようになって感じる“大変なこと”をお聞かせいただけますでしょうか。また、逆に“幸せに感じること”もお聞かせください。 2人同時に相手にしないといけない、喧嘩しないように2人分用意する、年齢も離れてるから同じ遊びができない、寝かしつけ中は片方が寝落ちしそうなのに片方が喋って振り出しに戻る、などが大変です。 2人仲良く遊んだりお姉ちゃんが面倒みてる様子をみると、本当に幸せです。 ――X(旧Twitter)投稿には、絶賛子育て真っ最中の人や過去の育児を思い出している人など、多くの方からコメントが寄せられていました。今回の反響について感想をお聞かせいただけますでしょうか。 共感してる方や泣いたって方が沢山いて、やっぱり1人目は特別なんだなぁと実感しました。 ――月光もりあさんが創作する漫画は、お子さまや奥さまのことを描いた作品がたくさんあり、家族への温かな愛情が伝わってきます。えみりちゃん、やまとくん、奥さまそれぞれの好きなところをお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。 えみりは、小さい頃から本当に面白くて、花や虫、友達、みんなに優しい所が好きです。 やまとはまだ、赤ちゃんって感じなので、本当に可愛いというか癒しの塊です。 ママは家事はしませんが、明るくいつも元気で子供と正面から向き合ってる所、友達思いな所が好きです。