ニコライ・ホイゴーが愛用するNBAレジェンド由来のウェッジと錆びた10番アイアン
デンマーク出身の22歳で、DPワールドツアー(欧州ツアー)3勝のニコライ・ホイゴーは、米ツアーのプロアマ大会「AT&Tペブルビーチプロアマ」に、アマチュアパートナーである地元ビジネスマンのジェフ・コウチと出場する。 【画像】新製品ズラリなザンダー・シャウフェレの14本
ホイゴーはこれまでのところ、2024年で唯一の出場となった前週の「ファーマーズインシュランスオープン」で2位に入った。今週の火曜、GolfWRX.comはホイゴーの近況をうかがうとともに、バッグの中身を精査した。 ホイゴーの人目を引くセットアップには、過去数年にわたりバッグに入れ続けている錆の浮いたメッキなしのキャロウェイ「エイペックスMBアイアン」(2020年)が含まれている。人によっては、錆に視覚的な不快感を受けるかもしれないが、ホイゴーはこのアイアンの見た目と、インパクトでの打感を気に入っているのだ。このセットアップの特異な点は“10番アイアン”をバッグに入れているところだが、これは普通のピッチングウェッジであり、単に番手表示の仕方が異なるだけとのこと。
「このアイアンは、もう数年使っています。昨季もずっとこれを使いましたし、今年も使い続けます。大のお気に入りで、錆びていて打感が最高なんです」とホイゴー。 NBAの大ファンであるホイゴーは、PGAツアー初優勝を目指すにあたり、ロサンゼルスレイカーズのレジェンドであり、5度のNBA制覇を誇る偉大なる故コービー・ブライアント氏の“マンバ・メンタリティ”にあやかろうとしている。ホイゴーはその心構えを常に思い出すため、キャロウェイ「JAWS FULL TOE」のロブウェッジに、ブライアント氏にインスパイアされた刻印を施している。 「僕はコービーの大ファンなので、ちょっと苦しい状況になった時は、いつもロブウェッジを見て、鼓舞されるようにしているんです」と、ホイゴーは火曜にペブルビーチGLにて、PGATOUR.comの取材で述べた。