名古屋・栄が音楽に染まる2日間「SAKAE SP-RING」
愛知県・名古屋市の栄エリアを中心に、矢場町、大須、新栄にある、DIAMOND HALLやNAGOYA CLUB QUATTROなど18のライブハウスやクラブを会場とするオムニバス・ライブサーキット「SAKAE SP-RING 2015」が、6、7両日に開催される。今年は10周年で初日にはナイトパーティも開催。主催関係者は「せっかく栄にあるライブハウスをサーキットするので、一緒に街の散策も楽しんでほしい」と話している。
昨年を上回る299組のアーティストが参加
同イベント、通称“サカスプ”は、「新しい音楽との出会い」をコンセプトに、名古屋から全国に発信する音楽イベントとして、ZIP-FMが2006年にスタートさせた大型ライブ・サーキット。いよいよ今年で10周年を迎える。 昨年は、東海エリアをはじめ全国各地から265組のアーティストが参加し、2日間でのべ約1万3500人の動員を記録した。年々規模は大きくなり、今年の参加アーティストは、BIGMAMA、吉田山田、Galileo Galilei、黒木渚、アルカラ、THE BACK HORN、アンダーグラフ、かりゆし58、ガガガSP、 Brian the Sunなど、昨年を上回る299組が決まっている。 いくつものライブをハシゴして楽しむサカスプは、イベント参加者の印となるパスを首から下げれば、どの会場も自由に出入りできてお得に楽しめるとあって、若者や音楽好きの間で毎年注目を集める。 2012年から3年連続で前売券がソールドアウトし、当日券の販売も中止になるという人気ぶりだ。もちろん魅力はお得感だけではない。会場では同じアーティスト好きの人と交流をしたり、情報交換をしたりすることで、新たな音楽との出会いも期待できる。 アーティストによっては人気が集中して、ライブ会場の入場規制がかかることもあるので、臨機応変に別の会場に移動するなどして、より多くのライブを楽しむのが得策だ。