【香港】ドンキが旺角に新店舗、菓子や化粧品を充実
総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は今月16日、香港で「ドンドンドンキ 旺角 MPM」をオープンする。九龍地区・旺角(モンコック)の商業施設「MPM文華商場」に入居する。 ドンドンドンキはドン・キホーテの海外版店舗で、日本製や日本市場向けの商品、日本産品を提供する「ジャパンブランド・スペシャリティストア」をコンセプトとしている。新店舗では旺角に集まる観光客やトレンドに敏感な地元消費者をターゲットに、日本の菓子と化粧品を中心とした豊富な品ぞろえの店舗づくりを目指す。 目玉となる菓子では、日本各地で人気の土産品を一堂に集めた「お土産の殿堂」コーナーや、日本でも特に人気の高いグミを集め、カラフルなグミを壁一面にそろえた「グミの壁」コーナーを設置。化粧品は日本のフェースマスクを豊富に取りそろえた「マスクメーカー」コーナーなど、美容やスキンケアに関心が高い香港消費者を満足させられる商品ラインアップを展開する。 このほか「キャラメイト」コーナーでは、ドン・キホーテの公式キャラクター「ドンペン」をはじめ、日本のキャラクターグッズを充実させる。日本のポップカルチャー「かわいい」を発信し、若者への訴求を図る。 PPIHグループの香港での店舗数は、旺角の新店舗を合わせて11店となる。海外では香港のほか、2日時点で米国66店、シンガポール16店、タイ8店、台湾5店、マレーシア5店、マカオ2店を展開している。