「共演見たかったけど」『紅白』Number_i内定&STARTO社出場ナシの裏で…“新忖度”「共演NG番組」増加中
■新たな忖度が発生中
旧ジャニーズ事務所の消滅により、業界にまん延していた“忖度”は消滅したと言われてきたが、また新たな忖度が発生しているというのだ。 制作会社関係者は言う。 「テレビ界では今、複数のバラエティ番組でTOBE、とりわけNumber_iと、STARTO社タレントが事実上の“共演NG”になっているんです。 大人気のアーティストやアイドルが新曲をリリースするタイミングで音楽番組に出演し、販促も兼ねたパフォーマンスをするというのはごく自然な事。そこでNumber_iとSnow Manなど、事務所の違う人気グループが同じ番組に出演するというのも当たり前の話ですよね。そのため、基本、音楽番組では忖度はないとされます。 その一方で、バラエティ番組は事情が違うんです」 バラエティ番組は、STARTO社グループにとっても重要な活動の場のひとつではあるが、彼らのメインはアーティスト活動であり、いわゆる本業とは少し違うジャンルである。 「制作サイドと事務所の関係が対等とも言える音楽番組と比べると、バラエティ番組は、制作サイドがアーティストの事務所に“ぜひ出演してください”とお願いする立場にありますよね。そして、なんだかんだ言ってもSTARTO社のタレントは数字を持っていますから、どうしても事務所サイドに気を遣うようになる。もちろんSTARTO社側が何かを言うことはないでしょうが、結果としてやはり忖度が発生してしまうと。 ですので、バラエティ番組の制作サイドはNumber_iとSTARTO社のタレントがバッティングしてしまうことを恐れるといいます。大人気で、男性アイドルグループというところではモロ被りするNumber_iと、STARTO社のタレントを並べてしまうとさすがにSTARTO社サイドが嫌な気持ちになるのではないか。そうなるのはマズい。だから共演はナシで、という忖度ですよね。 ただ、STARTO社が何も言わないなかでも制作サイドがそう考えるのも自然なことな気もしますし……やはり、“忖度”が完全になくなるというのはないことなのかなとも思わせますよね」(前同) STARTO社とTOBE――『紅白』で世間がざわついている裏側で生まれているという新たなバラエティ番組での忖度。 11月10日、KAT-TUNの上田竜也(41)とTOBE所属で元Kis-My-Ft2の北山宏光(39)が双方のインスタでツーショット写真を公開したりと、タレント同士の関係は良好なのだが、やはり忖度の消滅は困難なことのようだ――。
ピンズバNEWS編集部