日本一高いレンタル彼女が遭遇した“あてがい飲み”の地獄「飲み会に“素人女性”を求めるうえに“接待”を強要し、自分に好意があると勘違いまでされるのだから女性としては“地獄”でしかない」
「週刊文春」による報道の影響で、「女衒」「あてがい」が早くも2024年最初の流行語になりつつある。そもそも女衒とは何者で、どんな役割なのだろうか? 「日本一高いレンタル彼女」を自称し、これまで2000人以上の依頼者たちと関わってきた、よもぎちゃんが独自の経験から解説する。 【画像】実際に「女衒」から送られてきた衝撃のLINE…
「日本一高いレンタル彼女」が遭遇した“あてがい飲み”
「女衒」「あてがい」誰が2024年、最初の流行語がこんな言葉になると予想しただろうか。世も末だ、と思うと同時にこうした問題が表面化してよかったなとも思う。 今回問題になっているのは、昨年12月に「週刊文春」が報じた、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志氏による都内高級ホテルでの性加害疑惑だ。そのなかで印象に残るフレーズとして、「女衒」「あてがい」が挙げられている。 しかしこういった飲み会は、なにも芸能界だけの話ではない。一般人の中でも似たようなものは割とよくあるように思える。 「先輩と飲んでるんだけど来てくれない?」 「上司と飲むんだけど来れたりしない?」 こんな誘いを受けたことのある女性は結構いるのではないだろうか。別にホテルに誘われて性行為を強要されるまではないにしても、当然のように「はい、じゃあ、そこ座って!」と、先輩や上司の横に配置され、無料コンパニオンの役割を求められる。 ふだん「日本一高いレンタル彼女」として活動している私も、一通り似た経験をしたことがある。 「今から飲めたりしない? 可愛い後輩とか一緒に連れてきてくれると嬉しい!」「上司に面白い子呼べって言われたんだけど来れない?」と、毎度断っているのに何度も誘ってきた男友達とは結果、疎遠になってしまった。(しれっと後輩まで要求するな) とはいえ、友人からの頼みなので実際に参加したこともある。多少警戒したものの男性陣は優しく「これなら平和な飲みかも」と思ったのも束の間、自己紹介タイムで事態は一変した。名前と年齢を言った途端「え!? なんだよ!! 23、4くらいだと思ったから優しくしてたのに!? それなら気を使わなくてもいいよね? 下ネタもいけるっしょ(笑)」と大騒ぎされた。 当時、私は28歳。「23、4に見えたならよくないか?」とも思ったが、彼らにとっては何より年齢という“数字”が大事なのだ。 しかし、遅れてきた24歳の子が、猫撫で声で根掘り葉掘りプライベートを聞かれ困っているのを見ると「28歳でよかったな…」とも思った。 24歳と25歳なんて微々たる誤差の範囲じゃないか、と私は思うが権力おじさんいわく「オリコン10位と11位を誤差と言わないのと同じ。トップ10に入ることが大事なように、”若い女性”というカテゴライズにいることが大事なんだ」。わかるようなわからないような…。